猫の飼育頭数の増えています。
それに伴い、多頭飼育されるご家庭も増えていると思われます。
これから猫を飼う方、増やそうとしている方で気を付けなければいけないことの一つに感染症があります。
三種混合ワクチンは全部の猫が接種を推奨されますが、飼育環境によってはそれ以外のワクチンも必要となります。
猫白血病ウイルス感染症と猫免疫不全ウイルス感染症です。
この感染症は主に接触感染(特に咬傷)です。
猫のウイルス検査キットです。
真ん中の青い丸一つのみならば、その時点で猫白血病ウイルス抗原、猫後天性免疫不全ウイルス抗体が陰性(ウイルス感染していない)という事になります。
ただし、潜伏期間などで陰性になる場合がありますので、再検査が必要な場合があります。
陽性の猫と陰性の猫を一緒に飼育すると感染を広げてしまいます。
予防接種もしくは隔離飼育が必要となります。
追記。2019/10/6
両方とも陽性の猫の反応です。
ここひと月の間で両方陽性の子が2頭いました。
どちらの猫も予後不良な状態でした。