時折、膣から腫瘤が飛び出てる症例が来院されます。
ほぼ、避妊をしていない雌犬です。
基本、避妊と腫瘤の切除を提案します。
が、飛び出ていたものが取れて落ちてた、や、見えなくなったと言われることもあり、???ってこともあります。
今回は多数のマスが出来ていた症例です。
高齢の雌犬なのですが過去に子宮蓄膿症を2回患っていまして内科療法で治癒していましたが、膣から腫瘤が露出したので避妊と膣腫瘤の切除となりました。
初診時は一つだったのですが、オペ時には2つに増えてました。
会陰切開したところぶどうの房状に多数あり、また膣の奥まであったので完全切除は不可能でした。
線維腫との病理診断でした。発情で増殖したものと思われますので経過観察しております。